- アニメ・ゲームのオタクアカウントを持っているけど、SNSに疲れている
- オタクアカウントを消そうか悩んでいる
そんなあなたへ。
私は約8年間続けたX(旧ツイッター)アカウントを数年前に消去しました。
主な原因は、オタク特有のSNS疲れです。
アカウントを消したことにより、自分のペースでオタ活、推し活ができるようになり後悔はほぼありません。
SNSとの距離感に悩んでいる主にアニメ・マンガ関連のオタクの方は、私の例が参考になると思いますので最後までお付き合いくださいね。
自分が消したオタク用ツイッターアカウントについて
自分が消したツイッターアカウントについて軽く紹介します。
▼アカウント概要
・利用期間:約8年間
・フォロー数:70 /フォロワー数:50 (あまり覚えてない)
・1日のツイート数:5~10ツイート
▼呟いていた内容
・イラスト(二次創作)
・アニメ、漫画、ゲーム関連
・グッズ購入報告
・イベント参加報告
・日常のこと
始めた頃から3年位までは楽しく、呟きも多かった記憶があります。
後半2年位はSNS疲れの症状があり、やめようか悩み、つぶやきも次第に減っていきました。
ツイッターアカウントを消したのは、他人との比較とオタクのSNS疲れ
アカウントを消した理由は、ツイッターがきっかけで他人と比べることが多くなり、趣味が競争のように思えてきて疲れたからです。
本来、趣味は人と競うものではないはず。
でも、SNSはいいね数などが数字で可視化され、自分の性格の影響もあり自然と比較をしてしまったのです。
フォロー、フォロワーの関係が長くなると互いのことがよく分かってきて、より比較対象として意識する機会が増えました。
今思い出すと、自分のキャパシティを超えてグッズを買ったり、イベントに行くようなこともありました・・
私は学校の先生に注意されたこともある程他人と比べてしまう性格です。
また、周りの影響を受けやすいHSP(繊細さん)でもあります。
これらの性格がSNSと相性が良くなかったのと、当時はSNSと上手に付き合う術を持っていなかったので、SNS疲れの沼にはまっていきました。
メンタルの調子が悪いときはSNS断ちをすべき
ツイッターを頻繁にやっていた20代の頃、転職を繰り返していた私は「自分に向いている仕事なんてないのではないか」と深刻に悩んでいました。
1番メンタルの調子が良くなかったのは、約半年で能力不足で仕事を解雇された直後でした。
ひどく落ち込んでいたにもかかわらず、いつもの習慣のようにツイッターを見てしまいました・・
それは良くなかったね・・・
そして、自分が落ち込んでいるときに他人の楽しそうなイベント参加ツイートを見て、余計に落ち込む始末。
SNSは、良いところを切り取ってアップされているとは理解しつつも、落ち込んでいるときはそのように考えられないのです。
精神科医の香山リカ先生も、著書でこう述べています。
冷静に考えればすぐに、”見せたい自分”を書いているだけど分かるが、自分が調子が悪い時、落ちこんでいるときは、すべて真実に見えてきて、「それに比べて私は」となってしまう
引用元:絆ストレス 「つながりたい」という病/香山リカ著/青春出版社/2012
今振り返ってみると、この当時の落ち込んでいた時の出来事が、アカウント消去を考える原因の一つになっています。
メンタルの調子が悪いときはSNSから離れることが最善の策です。
まずはSNS断ちをして生活をしてみた
アカウントを消そうか悩んだ私は、まずはツイッターに触れる時間を減らすことから始めました。
具体的にはこのような手順で、アカウントを消すに至りました。
▼アカウントを消すまでの流れ
- 今まで使っていたツイッターのアカウントからログアウト
- 鍵付きの「情報収集専用アカウント」を作る
- 半年程度、そのまま生活してみる(普段は情報収集アカウントを利用)
- 元のアカウントがなくても、通常の生活が送れると分かったので消去
X(旧ツイッター)疲れに悩んでいるという方は、まず②までやってみることをオススメします。
情報収集用アカウントでは、個人のアカウントは見ず公式アカウントのみをフォローするか、リストに入れて閲覧するようにしていました。
②まででも、かなりSNS疲れが緩和されました。
アカウントを消すに至ったのは、結局元のアカウントが存在している限り、意志の弱い私はまたログインしてしまう可能性があると感じたからです。
また元アカウントをのぞきに行く可能性をゼロにしたかったので、アカウントを消去するという決断に至りました。
SNSアカウントを消去し、メンタルが落ち着き時間の余裕もできた
ツイッターアカウントを消した後は、無駄な情報に触れることが減り、感情のアップダウンも少なくなりました。
時間の余裕ができ、自分軸でオタ活・推し活ができるようになりました。
ツイッターを見ている時間が減ったことにより、新しいことを始めることができました。
①空いた時間で始めたこと:ブログ
空いた時間で最も時間を費やしているのはブログです。
過去の呟きがすぐ読まれなくなり、あまり考えず呟いていたツイッターとブログは対照的だと感じました。
文章を考えながら作成し、思考の整理ができるブログの方が自分に合っていたことに気付きました。
お絵描きブログ・はてなブログでは、目標としていた100記事も達成でき、楽しく続けられています。
②空いた時間で始めたこと:イラストのオンライン講座
画力向上のためにイラストのオンライン講座も受講しました。
SNSではいいね数に捉われていて、本当に描きたいものを見失いがちでした。
自分の表現したいことと向き合い、本当に描きたい・学びたい内容をオンライン講座で学ぶことができたと思います。
スマホの画面でなく、自分と向き合う時間が増えたことが、アカウントを消したことによる最大のメリットです。
ツイッターアカウントを消したことを振り返って
オタクの私がツイッターアカウントを消した理由と、消した後の変化について振り返りました。
「SNSに疲れた人全員、アカウントを消せば解決する」と言いたいわけではありません。
SNSとの距離感に気を付けて、自分に合った使い方をしてほしいと思い自分の経験を紹介しました。
SNSとの関係に悩んでいる方は、参考になることがあれば幸いです。
「SNS断ちをしたいけど、暇になりそうで不安・・・」
という方は、以下の記事でネット断ちのコツを紹介しているので、取り組んでみてくださいね。
▼SNS断ちの参考に読んでほしい本
・スマホ脳(2021年ベストセラー)
・#スマホの奴隷をやめたくて(物語形式で読みやすい)