- スマホゲームをやめたいけど、やめたら後悔しそうで悩んでいる・・・
- スマホゲームに時間を取られすぎているので、距離を置きたい
このようにお悩みのあなたへ。
長年続けたスマホゲームをやめるのはもったいない気もするし、迷いますよね。
私は今年に入り、約6年間続けたスマホゲームをやめました。
スマホゲームをやめたことに後悔はなく、お金と時間を節約できてホッとしています。
この記事では、スマホゲームをやめた私が
- スマホゲームをやめた理由
- やめたことによるメリットとデメリット
を解説します。
スマホゲームとの付き合い方に悩んでいる場合、自分の経験が参考になると思うので最後までお付き合いくださいね。
スマホゲームをやめた理由はデジタルデトックスのため
スマホゲームをやめたのは、以下の3つの理由が重なったからです。
- スマホゲームが原因で、デジタルデトックスが進まないから
- ゲームを続けていても、同じことの繰り返しで飽きたから
- ゲームに対する熱意が減ってきたから
スマホゲームをやめる大きなきっかけとなったのは、デジタルデトックスをもっと進めたかったからです。
自分の生活習慣を振り返ると
「スマホゲームを始めること」が無駄なネットサーフィンやSNS、動画視聴のきっかけ(トリガー)となっている
ことに気付きました。
スマホゲームの後の無駄なネットサーフィンを自制をしようとしましたが、上手くいかず・・・
「スマホゲームをやめない限り、これ以上のデジタルデトックスは無理だな」
と思い始めました。
同時期に、同じことの繰り返しであるスマホゲームにも飽き始め、ゲームへのモチベーションも減っていきました。
複数の原因が重なり「スマホゲームをやめよう」と決断するに至りました。
スマホゲームをやめたメリットはお金と時間の節約
スマホゲームをやめたメリットを3つ紹介します。
スマホゲームへの課金をやめて節約ができた
スマホゲームの課金額は、おおよそこれくらいの金額でした。
- 毎月の定額課金(約1,000円)
- 不定期にガチャ用の石の購入(6年間で計6~7万円)
この金額が多いのか・少ないのかは周囲と比較したことがないのでわかりませんが、かなりの金額になっていたように思います。
ガチャの石に関しては、無料で貯めていた石が不足したときに課金をしていました。
振り返ると、課金をしてガチャを引いた時ほど、ガチャの結果はよくなかった記憶があります・・・
「課金をすれば欲しいアイテムやカードが引けるかも・・・!」と期待感が高まるからかもしれないね
最初はガチャを楽しんでいましたが、ガチャを引く回数が増えるごとに期待が叶わなず、がっかりすることも増えました。
次第に、お金を払っても欲しいものが手に入るとは限らない「ガチャ」のシステムが苦手になってきました。
デジタルデトックスが進み、時間ができた
私はデジタルデトックスのためにスマホゲームをやめる決断をしました。
その意図通りにスマホに触れる時間が減り、無駄な利用を減らすことができました。
ゲームをやる→無駄なネットサーフィン・SNS・動画視聴をする
という流れが私のお決まりだったので、「ゲームをやる」というトリガーをやめることができホッとしています。
悪い習慣をやめるためには、その前にやっている行動(トリガー)をやめるのがコツだからです。
▼習慣の「トリガー」については、こちらの記事で解説しています。
↑効果のあった方法なので、やめたい習慣がある人は読んでみてくださいね。
ゲームの義務感から解放された
ゲームの義務感から解放されて、自由になった感覚もあります。
スマホゲームのイベントは期間が決められていて、その間にミッションをクリアしたりポイントを稼がなければなりません。
推しのキャラが報酬のイベントの際には、自分の時間を削り、イベントを走っていました。
旅行などプライベートな時間も、イベント順位が気になったりしていました・・・
イベント期間限定のアイテムや、ユーザー間の順位が出ることで競争心が煽られ「もっと走らなきゃ!」と不安になることも。
振り返るとスマホゲームの策略にどっぷりハマっていたのだなあ、と感じています。
スマホゲームのガチャや期間限定イベント、アップデートはユーザーをゲームに夢中にさせる、戦略の一つなのです。
ユーザーをゲームの世界につなぎとめ、さらに多くのユーザーを獲得するために、ゲーム会社はこのような仕組みを作り上げました。
ゲームのとりことなったユーザーは、この洗練されたシステムの中で、プレー時間をますます、そして急ピッチに長時間化させています。(引用元:スマホゲーム依存症/樋口進著/株式会社内外出版社/p124)
スマホゲームをやめたデメリット
ガチャを引く楽しみがなくなった
スマホゲームをやめたデメリットを挙げるとすれば「ガチャを引く楽しみがなくなった」ことかなと思います。
ガチャはランダム性が高い分、思い通りに欲しいもの・推しを引けた際の嬉しさは変えがたいものがありました。
ガチャを引くと脳内物質である「ドーパミン」が分泌されて、快楽が得られます。
▼参考記事
専門家「ガチャは回す前が一番楽しい」脳内で起きていること
とはいえ、ガチャによって得られる嬉しさはギャンブルによって得られる快楽に似た性質を持つので、ガチャにハマりすぎるのは良くないと感じています。
スマホゲームをやめた今、ガチャ以外の方法でドーパミンを出すために
- 達成しやすい目標を作り、取り組む
- 新しいことにチャレンジする
- (参考:医療法人社団 平成医会 ドーパミンを増やすことで得られるメリット)
といったことに取り組んでいきたいと考えています。
今まさに「ブログを記事を完成させる」という目標のために頭を働かせています。
人によっては後悔する可能性がある
もう一つのデメリットとして可能性があるのは「後悔するかもしれない」ことだと思います。
数年間(私の場合は約6年間)続けて、積み上げてきたものがなくなってしまうような感覚になるかも、と想像していました。
しかし自分の場合は、後悔は今のところほとんどありません。
スマホゲームをやめたら、スマホゲームのことを考えなくなったので、後悔する機会も一緒になくなりました。
ゲームのアプリ自体のデータは残しているので、始めたくなったらまた始められるようにしています。
でも、この記事を書いている時点でやめると決めた日からずっとログインはしていません。
スマホゲームに依存していると感じたらモニタリングしてみる
スマホゲームに時間を取られて悩んでいるあなたへ。
そんな時は「スマホゲーム依存症」という本を一度読んでみましょう。
本書の中ではまず、日々どのくらいスマホゲームに没頭しているかを記録(モニタリング)することが推奨されています。
その他にも、スマホゲームとの付き合い方を見直すヒントについても説明されています。
(参考:スマホゲーム依存症/樋口進著/株式会社内外出版社/p139-143)
スマホゲームとの付き合い方は人それぞれなので、できそうなところから見直してみましょう。
スマホゲームをやめたオタクの振り返り:まとめ
スマホゲームをやめた理由と、やめたことによるメリット・デメリットについて解説をしてきました。
- スマホゲームとの向き合い方がデジタルデトックスの妨げになっていたので「やめる」と決断した
- スマホゲームをやめたメリットは、課金額や時間を節約できること
- デメリットはガチャを引く楽しみがなくなったこと
- ゲームをやめて後悔は感じていない
- スマホゲームに依存気味なら、モニタリングをして距離感を考え直す
スマホゲームを楽しんでいる場合は、無理にやめる必要はないと思います。
しかし、ゲームにのめり込みすぎて悩んでいる場合は、一度ゲームとの付き合い方を考えてみるのが大事です。
この記事が、スマホゲームとの付き合い方を考えるきっかけとなれば幸いです。
▼他にもデジタルデトックス関連の記事を書いていますので、読んでみてくださいね。