SNSをポジティブに使う方法とは?ネガティブなオタクが学んでみた

ネット断ち
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ミサキ
ミサキ

SNSをやると、ネガティブになってしまうので悩んでいます・・・

くもさん
くもさん

SNSがメンタルにどう影響するのかは、使い方次第だよ

SNSは便利ですが、時間を費やしすぎるとメンタルにネガティブな影響を与えがちです。

ですが、使い方を工夫するだけでSNSをポジティブに利用することは可能です。

SNSでネガティブになりがちなオタクの私が「脳を活かすスマホ術」を読んで、脳に良いSNSの使い方を学んでみました。

この記事を読めば、ネガティブなあなたも、よりポジティブに・有効的にSNSを活用することができるようになります。

SNSとの付き合い方にお悩みな方は、ぜひ最後まで読んでくださいね!

参考本:脳を活かすスマホ術 スタンフォード哲学博士が教える知的活用法/星 友啓著/朝日新書
第4章 スマホのSNSで本物の「ウェルビーイング」を手に入れる(p145-166)

SNSで「受信」のしすぎはネガティブの元

SNSで情報を「発信」する機会と「受信」する機会のどちらが多いですか?

「脳を活かすスマホ術」によると「自分から発信している人」の方がメンタルの良さが保たれているとのことです。

ミサキ
ミサキ

私は、情報を受信している時間の方が長かったため、それがメンタルに悪い影響を及ぼしていたのだと思いました。

日頃から、受信が多くなりがちという方は受信の機会を減らすようにしましょう。

受信が多くなりがちだった私は対策のために、

発信する必要がある時だけSNSを開き、他の人の投稿を見るのは発信のついで程度にとどめる

というルールを定めました。

例えば、私はX(旧ツイッター)でお絵描きブログ宣伝用アカウントを持っています。

このアカウントは「記事を宣伝したり何か投稿したい時だけ開く」という運用にしています。

発信したい時だけアプリを開くようにすることにより、受信の頻度を減らすことに成功しました。

受信が多くなりがちという方は、試してみてくださいね。

また、発信内容はネガティブな発信よりも「ポジティブな発信」をする方がメンタルに良いです。

SNSで「もっと”いいね!”が欲しい」は承認欲求にとらわれすぎるため危険

SNSのイメージ

SNSをやっているとこんな風に感じることってありますよね。

・あの人より人気になりたい
・もっと目立って評価されたい
・たくさん「いいね」が欲しい

こう感じるようになるのは誰しもが持っている動機ですが「たくさん”いいね”が欲しい」というような「外発的動機」には要注意です。

「外発的動機」と「内発的動機」はこのように区別されます。

外発的動機
外部からもらえる報酬や成果が欲しいという動機

内発的動機
内面に沸き起こる興味・関心による動機

SNSを始めた最初の頃は、内発的な動機で

「画像・文章で自分の表現したいことを発信すること」

そのものに満足を感じていたはず。

ところが、少しずつ「いいね」といった外部の評価がもらえるようになると

「もっとたくさん”いいね”が欲しい」

という外発的動機が起きます。

するとSNSをはじめた当初の、「自分の表現したいことを発信すること」のやる気がそがれてしまうのです。

外発的動機は承認欲求にもつながっていくと思います。

自分もX(旧ツイッター)で全く同じ体験をし、他の原因と相まってアカウントを消すに至りました。

▼X(旧ツイッター)を消した経緯の記事

外発的動機付けがすべて悪いわけではありませんが、長い間さらされていると心にも体にも悪影響を及ぼします。

なのでメンタルに不調を感じたら、外発的動機に支配されていないか、自分の心を観察してみること。

そして、不調になる前にSNSから距離を置く、などの対策を取るようにしましょう。

スマホ・SNS断ちの方法は、以下の記事で解説しています。

良いSNSの使い方は、利他的な発信をすること

脳を活かすスマホ術によると、SNSは「心の三大欲求」を満たすために使うのが良いです。

心の三大欲求とは

①関係性:人とつながったり、つながれると思う気持ち
②有能感:何かを「できる」とか「できた」という満足感
③自律性:誰かや何かに強制されるのではなく、自分の意思でやっているという感覚

引用元:脳を活かすスマホ術/星 友啓著/朝日新書/p161

誰かにコメントすることで、つながりを感じる。

自分の意思にしたがって投稿することで、自己を表現できたという満足感を得る。

これが、SNSで自分の心の欲求を満たしてくれる使い方です。

心の欲求を満たすためにおすすめなのが「利他的マインドのある発信」をすることです。

  • 誰かの投稿を褒める、応援する
  • 役に立つ情報を発信する
  • 役に立った投稿には感謝の気持ちを伝える

人への親切は、相手だけでなく自分を幸せにするといいますが、それはSNSでも同じことなのだと感じます。

ミサキ
ミサキ

自分のオタクアカウントを振り返ってみると、あまり利他的マインドのある発信ができていませんでした・・・

私は誰かにリプライを送るのも苦手なので、つながりにも欠けていたように思います。

ただ、趣味のアカウントは、好きなことを自由に呟いて構わないとも感じています。

苦手なことを無理にSNSでやる必要はないと思いますが、もう少しポジティブに使いたい時は「利他的マインドのある発信」を心がけるようにしたいです。

SNSのポジティブな使い方:まとめ

「脳を活かすスマホ術」を参考に、ポジティブなSNSの使い方について解説しました。

SNSでネガティブになってしまいがちな方は、以下の3つのことを心がけてみてくださいね。

SNSをポジティブに使うコツ
  • 受信よりも、発信の機会を多くする
  • 外発的な動機(いいね)に気を付ける
  • 利他的な発信を心がける

「脳を活かすスマホ術」では、SNS以外にも、スマホによる効果的な動画・ゲームの活用法についても学ぶことができます。

スマホを有効活用できる内容が詰まっていますので「もっと早く読んでいたらよかった!」と感じた一冊です。

もっとスマホを有効に活用したいという方は、お手に取ってみてくださいね。

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