- 二次創作の意欲がなくなってしまい、焦っている
- 以前に比べて創作への熱意がなくなってしまい悩んでいる
このようなお悩みをお持ちのあなたへ。
二次創作の意欲が落ちてきて、何も描けなくなってしまうと、焦ってしまいますよね。
自分も、30代になった頃から、10代、20代の時ほど二次創作の意欲がわかず悩んでいました。
二次創作が中心の生活をしていたので、心にぽっかりと穴が開いてネガティブに考えてしまうことも。
しかし、捉え方を変えることで、ネガティブな気持ちは減っていきました。
この記事では、筆者の二次創作の意欲低下に対する考えの変化を紹介します。
読めば、創作意欲の低下との向き合い方が分かりますので、最後までお付き合いくださいね。
自分が創作の意欲を保てる発信方法を選ぶ
SNS疲れの経験から、二次創作の意欲を保つために「発信場所」を適切に選ぶ必要があると思っています。
私が二次創作を始めたころ、イラスト公開の場所は個人サイトがメインでした。
次第にSNSが普及し、ピクシブなどのイラスト投稿SNSもできました。
しかし、SNSでのイラスト投稿は、個人的に向き・不向きが大きいと思っています。
SNSでイラストの評価を他人と比較してしまい、落ち込んでモチベーションが減ってしまう人もいるからです。
実際に私は、イラストの比較を含めたSNS疲れに上手く対処できず、X(旧Twitter)のアカウントを削除しています(体験談の記事はこちら)
SNSに向かないけど、無理に使い続けちゃったんだね・・・
発信している場所が、創作意欲に悪影響があると感じているなら、発信場所を変えることをオススメします。
以下の記事では、SNS以外の発信場所(個人サイトやブログ)のメリット・デメリットについてまとめています。
↑自分に合った発信場所を見つけたいという方は、読んでみてくださいね。
二次創作の意欲低下を受け入れることも必要
最初は焦るばかりでしたが、二次創作の意欲低下を受け入れることも時には必要だと今は思ってます。
そう考えられるようになったのは、カレー沢薫さんの『オタクのたのしい創作論』を読んだことがきっかけです。
本の中で「若い頃のような創作への情熱は取り戻せるか」という悩みに著者のカレー沢さんは
「誰にでも起こる加齢現象だから仕方ない」と受け入れることも大事
と回答しています。
ただ、元気で若々しくいる努力はした方がいい、とも述べられています。
具体的にできる努力としては「インプットを続ける」こと。
インプットが不足すると創作が楽しくなくなる悪循環に陥ってしまうからです。
そうすると、新しいものに触れない→刺激がない→余計頭と感性が老化する→創作がさらに楽しくなくなる、という悪循環が加速してしまいます。
(引用元:オタクのたのしい創作論『若い頃のような創作への情熱は取り戻せるか』/カレー沢薫/文藝春秋)
▼心に残ったカレー沢さんの考え方まとめ
- 10代、20代の時に持っていた創作の情熱や楽しさに固執しすぎない
- 30代になって失ったものがあるのは確かだが、逆に得たものもある
- 失ったものを嘆くより、新しく得たものを歓迎する方が楽しい
(参考:オタクのたのしい創作論『若い頃のような創作への情熱は取り戻せるか』/カレー沢薫/文藝春秋)
私の場合、30代になって二次創作への情熱は緩やかになくなっていったことは確かです。
でも、二次創作をしていたころより本を読むようになり、知識は付いたように思います。
例えば、ビジネス本や文章術に関する本を読み、時間の使い方や文章の書き方は前よりレベルアップできました(と思いたい・・・)
本によって得た知識は、創作活動を含め今後の人生に生かしていきたいと感じています。
二次創作は、「また描きたくなったら描こう」くらいの気持ちでいます。
意欲がなくなっても、二次創作の経験を生かした発信にチャレンジできる
二次創作の時間が減って、今までよりも時間ができたなあ・・・
そんな時は、二次創作経験を生かした発信をしてみたらどうかな?
私は二次創作の意欲が低下しても、また別の形でアウトプットをすることにやりがいを感じています。
自分がこれまで「発信してよかった!」と思っていることを紹介します。
①ブログでイラスト情報を発信
「おえかきの庭」というブログで、イラスト情報を発信しています。
▼ブログで主に発信していること
- 創作活動の悩み
- ちょっとした講座・メイキング
- イラスト教本・ツールのレビュー
- ソフトやアプリの使い方
特にアクセスを集めているのが、創作活動の悩みに関する記事です。
自分の抱えていた悩みが、誰かのお悩み解決のヒントになっていたら嬉しいです。
イラスト教本のレビュー記事ならば、ブログ初心者さんでも書きやすいでしょう。
教本の役に立った点をまとめたり、学んだことを記事にすれば良いアウトプットになりますよ。
②イラスト素材の投稿
二次創作をしていた時は素材を利用する側でした。
逆に、素材を投稿する側となりダウンロードしてもらえると、創作活動と違ったやりがいと楽しさを感じることができました。
▼素材を投稿したことのある場所
- Pixiv
- BOOTH
- Clip Studio Assets
クリスタの素材集、Clip Studio Assetsでは、無償素材をアップすると素材DLに使えるポイントであるClippy(クリッピー)がもらえます。
▼以下の記事でクリスタのブラシ素材のアップロードの方法を解説しているので、読んでみてくださいね。
③四コマ漫画を投稿する
デジタルデトックスに関する四コマ漫画をnoteに投稿しています。
同人誌で四コマ漫画を描いたことがあるので、少しは経験を活かせているのかなと思います。
noteは文章での発信がメインですが、四コマ漫画を加えることでより記事を読んでもらいやすくなるかも、と感じています。
noteにはコミックエッセイを投稿している方も多いので、参考にしながら今後も漫画を含め投稿を続けていきたいです。
▼noteの元の記事
二次創作の意欲が低下した時の考え方:まとめ
二次創作の意欲が低下した時の考え方についてまとめました。
創作意欲の低下をネガティブにとらえすぎず、自分に合ったペースでインプットや発信を楽しみましょう。
インプットは、アマゾンの電子書籍読み放題サービス、Kindle Unlimitedで漫画を読むのもおすすめですよ!